価格の差は製造技法でも生まれます 手作業製品と工業製品
 仏壇の耐用年数はどれくらいあると皆さんはお考えでしょうか? 50年、100年とお考えの方のもたくさんいらっしゃると思います。しかし、現在作られている仏壇の大半は、30年前後で買い換えされる可能性が高いと思われます。30年も経過すると仏壇は汚れ、傷つき修理が必要となります。その場合に修理したよりも買い換えた方が安いとうことが現在でも起こっています。つまり、買い換えた方がもっと立派な仏壇を買えるということがあるのです。皆さんはそうした場合、修理をして古い仏壇をお祀りするでしょうか? それとも新しい仏壇に買い換えるでしょうか?

 50年、100年とお祀りすることのできる仏壇もありますが、それは修理が可能という前提が必要です。修理ができないとそれだけの長期間お祀りすることができません。そうした仏壇の多くは、伝統的な技法と天然素材を多く使った製品です。ですからお買い上げ頂いたときも高額であることが大半で、買い換えることがもったいないということになります。

 現在の仏壇には合板などが多用され、化学塗料も使われていますが、それらが果たしてどれくらいの耐久性があるのかとうことは未知数です。合板は単板と呼ばれる板を何層にも接着してできるのですが、その接着剤がどれだけ持つのか分かりません。

 こうしたことは現在の家の建築にも当てはまることです。

 仏壇をお買い求めになる時には仏壇店に耐用年数を聞いてみて下さい。修理ということを前提に話しのできる仏壇店は信用がおけます。