厄年にお仏壇を買う

 お仏壇を買う時期として仏壇店は新築の時、法要・法事の時、そしてお葬式の後などがあるが、厄年の時に仏壇を購入すると開運厄除けになるということをご存じだろうか。

 今年、もしあなたが男性で「四十二歳」、あるいは女性で「三十三歳」であれば自分が本厄であることを意識しているはずだ。この本厄の前年が前厄で、後年が後厄ということになる。

 厄とは元々「役」であったという。つまり神事などの役を担う者は穢れを嫌うために身を慎み精進したので、役が心身に注意すべき「厄」になったとも言われ、古代中国では王朝から役、つまり役務を受けると、そのために大きな負担を強いられるので、一種の災いとして「役」が「厄」になったとも言われているようだ。

 ちなみに来年六十一歳の厄年を迎える人は昭和二十一年生まれの人(満年齢)、数えでは昭和二十二年生まれの人。定年を迎える団塊の世代の人が厄を払う仏壇購入の時を迎えることになる。

 また数え年で言えば男性の場合は昭和四十一年生まれの人、女性の場合は昭和五十年生まれの人が大厄となり、仏壇購入の時期を迎えることになる。

 厄年とは別に例えば「八方塞がり」という一種の厄がある。例えば今年は三碧木星の人が八方塞がりだった。三碧木星という言葉からも分かるように、これは陰陽道の九星九宮から生まれたものであり、仏教思想では決してないが、八方除けを行う寺院は随分と多いはずだ。
 八方塞がりとは、自分の星が他の八つの星に囲まれ逃げ出ることができない様子をさす。暦などを見ると、星の運勢盤(方位盤)が掲載されているが、今年であれば三碧木星が盤の中央にあって八方塞がりの状態にある。
 来年は二黒土星の人(昭和十年・十九年・二十八年・三十七年・四十六年)の人が八方塞がり。二黒土星の方は仏壇を購入、あるいは修理する年を迎える。
 

 というわけで厄年の方はお仏壇購入のご検討を。運が開けますよ。

仏壇評論家・住田孝太郎

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(2006年12月)